東京都世田谷区のお客様より
「Panasonic HC-V600Mで撮影した動画を
子どもが誤って全部削除（初期化）してしまった」
という誤消去したビデオカメラからのデータ復旧のご依頼をいただきました。

確認してみると、
確かにPanasonic HC-V600M内の動画データは何も残っていない状態です。

「『子どもが誤ってビデオカメラを初期化してしまった』なんてことあるの？」
と思われるかもしれませんが、
子どもの誤操作によるデータの誤消去は非常に多いご相談内容です。

各メーカーともそう易々とはフォーマットできないような仕様に
なってはいるのですが、それでも初期化ができてしまうところに、
子供の機械への適応能力の高さを感じずにはいられません。

彼らは最新のゲーム機でも説明書を読まずに操作できてしまいますからね…

Panasonic HC-V600Mから誤って削除されたデータを復旧してみると、
ごく短時間ではありますが初期化後に撮影をなさっているご様子。
時間が短いのが幸いして、比較的軽度のデータ損傷で済んでいるようです。

ビデオカメラのデータを誤って削除した場合に一番状況を悪化させるのは、
削除後に何度も電源を入り切りしたり、
さらに上書き撮影をしてしまうケースです。

このような状態のビデオカメラから復旧した動画を
DVDおよびBlu-ray用にそのまま編集してしまうと、
再生中に映像が乱れたり、止まったりしてしまいます。

誤って初期化したビデオカメラのデータ復旧で一番時間を要するのは、
データの復元作業ではありません。

むしろ「いかに完全な削除前の状態に戻すか」という動画の編集作業に
一番時間と労力を要します。

今回のケースは幸いなことにデータの損傷が比較的軽度であったため、
完全な削除前の状態の動画を無事に復元できました。

削除（初期化・フォーマット）したPanasonic HC-V600Mのビデオカメラ データ復旧は、
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